反社勢力が作っているわけではない
反社勢力が作っているわけではない
新規の顧客を開拓するのに役立つ営業リストですが、その情報はどこが出どころなのかは気になるところです。もしかしたら反社勢力が特殊詐欺といった犯罪に利用するため、違法な手段で集めたものではないかと疑う人もいるでしょう。しかし、世の中に出回っている営業リストは、たいていの場合は反社勢力が作っているわけではありません。
各企業の営業マンがネットに掲載されている企業の情報を集めてまとめていることもありますし、専門の業者が独自に情報を収集して作っていることもあります。では、その業者はどこから情報を集めているのかというと、国税庁の崩壊しているやはりネットで情報を集めているばあいもありますし、法人番号公開リストでも調べることが出来ます。どちらにしても、違法な手段で集められた情報を、闇で販売しているわけではありません。したがって、営業リストを業者から購入したとしても、その代金が何らかの犯罪に使われる心配もないです。
営業リストを作成する用途や意味
営業リストを作成する用途や意味としては、大きく分けると既存顧客の繋ぎ止めと、新規顧客の開拓ということになるでしょう。当然のことですがこの2つは全く意味合いが異なりますし、一般的に言って特にどちらかだけが重要ということはないでしょうから、2つを別々に作成し管理する必要があるのが普通です。
既存顧客に関する営業リストは作成も管理も比較的に容易でしょう。リスト化すべき顧客は既に決まっているわけですから、その点だけを取ってみても難しさは半減します。これに対して頭を使う必要があるのは新規顧客開拓のためのリストです。これは、そもそもどのような相手先をリスト化すれば良いのかというところから十分に考慮しなければなりません。顧客として全く見込みのない相手先ばかりリスト化しても、それはただの無駄です。また、可能性のある相手先をリスト化できたとして、どのようにアプローチしていくのかということももちろん問題になります。